2025年3月04日
商品作りのお手伝い#1
商
様々な目的でオリジナル商品を企画している方々は多くいると思います。
時代はデジタル化されてその作成方法も色々な種類が増えてきて、ましてオンデマンドで小ロットに短時間で作成可能な便利な時代になってます。
もはやデザインまでこなしてくれるサイトも沢山出現しております。誰でも簡単にオリジナル商品が作れるのは良い事ではあると思います。
しかしこうなるとオリジナルって何?
同じような味気のない商品が出来てしまい、疑問と違和感を感じてしまう私はロートルですね。
インクジェットプリントやDTF(転写)などデジタル化された方法での仕上がりは確かに綺麗です。最近のDTFのクオリティーの高さは目を見張る物があります。
が、
私はあえてこの流れに抗おうと考えております。当方も製版においてはデジタル化された方式を採用しておりますが、プリントは相変わらず手作業です。
これにより出来上がりの力強さと味があると自負を持っております。
シルクプリントの持つこのような良さを理解してくれる方々も大勢いると日々感じてるので、シリーズでこの辺のお話を書いていこうと思います。
第一回は網点を使った表現を軽く触れたいと思います。

写真のように赤(網)→ピンク、茶(網)→肌色と2色で4色分を表現してます。コスト的にも安く出来ますし、網版ですからインクの塗布量が少なくあっさりとした仕上がりになります。
写真では分かりにくいのですがこれをインクジェットなどで表現した時の仕上がりインパクトは圧倒的にシルクプリントの方が高いと思います。
ま、嗜好性も強く影響されますので個人的な見解にはなります。
商品を作るときに大切な要素としてコストの問題があります。例えば枚数などの条件によりより良い方法を提案させていただく事も可能ですし、他の方法など一緒に探していくのも楽しいかと思います。
又、最近は様々な素材の商品も増えてきております。化学繊維は注意が必要な物も数多くあります。この辺のアドバイスはしていきますし、逆にその特性を活かした商品作りも出来ると思います。
物が溢れてる現代においていかに個性を発揮するかは難しいですね。
そこを創意工夫しながら作り上げるお手伝いに喜びを感じてますので、一緒に面白い商品を作り上げていきましょう。