2019年3月05日
特殊シルクプリント #4(滲み抜染)
滲み抜染プリント
抜染プリントは生地の染料を特殊材料で抜く技術です。インクを変えるだけなので特に難しい事もありません。ただ、その染料の性質により抜け方が変わってくるので事前の実験が必要です。色目によって抜けた色も大幅に違ってくる事もあります。
https://www.wedia-t.com/news/detail.php?news_id=8
なぜか理由は分かってないのですが、赤系の色目は抜けにくいです。
当方が考案した(他でもやってるかもしれません)滲み抜染は輪郭等滲ませて同じデザインでも”味”の違うものを作り出せます。
色が抜けてますからプリント面(?)はさらっとしてます。さらに色を抜きつつ色を入れていく着抜プリントもできます。これは一度色を抜いてるのでプリント面が通常のラバーなどより格段にサラッとしてます。
古着風をお好みの方には絶好の技法だと思います。デザインサイズにもよりますが、それほど高いプリント代にはならないと思いますので、一度試してみてはいかがでしょうか?