2021年5月30日

脇(横腹)プリント(美踊連)

脇プリント(フロント側)

脇(横腹)にプリントするのはそれほど難しくはありません。

最近のTシャツは所謂脇縫い(両はぎ)が少ないので縫い目によるダメージも受けませんから、一般的なフロント、バックの位置と同じような感覚です。

ただ、上部にアームホールがあるのでここに版があたってしまいやりにくい事はあります。

ですからサイズによる印刷範囲の限界はあります。この点だけご理解いただければお気軽に申しつけください。

裾(縫い目)ギリギリプリント

ご覧のように裾の縫い目の上にもプリント可能です。このくらいの段差ならほとんど影響を受けずに作成可能です。

今回は長年ご依頼を頂いてます高円寺の”美踊連”さんからのデザインを紹介します。http://midoriren.com/index.html

黒と赤で、デザインサイズもそれほど大きくないのにインパクトがありますね。

これを皆さんで着て練習するのでしょうか?その姿をイメージしただけですごいパワーを感じます。

脇プリント(バック側)

この工程を両側からやれば繋がったようなデザインも可能です。

しかし、あくまで目合わせになるので個体差やずれも発生する事はやむをえません。この点ご了承頂ければ挑戦してみたいと思います。

このように脇(横腹)プリントは問題ないのですが、懸案の位置があります。

それはフロントとバックを縦につなぐ方法です。肩口の縫い目部分はプリント出来ないので、ここは少し隙間が出来てしまいます。

やはり目合わせになるので多少のずれ等発生します。それでも手間をかければ可能になる位置ではあります。他の業者さんもやりたがらない所ですから、そんな依頼があればトライしてみたいと思います。