2021年10月22日
しみ込み&かすれプリント
ラバーインクのプリントは力強くインパクトがありますが、その分厚ぼったくべたつきも気になります。顔料プリントですから致し方無いところです。
しかし、アパレルさんなど拘りのある方々からは敬遠されてしまいます。
そこでしみ込み風のプリントを開発(それほどの事でもないですけどね)してます。いい感じの仕上がりにはなりますが、しみ込むぶん隠蔽力はなくなりますので、濃色生地に対してはあまり使えません。
ただ、そのあまり乗ってない(下地が透けてる)プリントが良いと言う方もおります。経年劣化による古着風とも言えるかもしれません。
古着風の仕上がりの需要は多くあると思ってましたが、手間やコスト的にも上手くいきませんでした。
ふと、閃きました!!
どうでしょうか?かすれた表現が出来てると思います。詳しくは話せませんが、特別なコストもかかりませんし、一つの技法としてはありではないかと思います。ただ、個体差は発生してしまいます。
手作り感やビンテージの雰囲気を出すのには最適だと思います。多色も可能なので是非商品企画に採用してください。
データの作り方などアドバイスいたしますので、お問い合わせください。