2023年2月24日

着抜(ちゃくばつ)プリント

抜染プリントの1つです。染料を抜きつつ(抜)色を入れていく(着)方法なので、仕上がりはマットになり、いわゆるラバーインクのテカリやゴワゴワ感が無くなります。

着抜プリント

こう説明すると難しそうに聞こえるかもしれないのですが、実は抜染剤に顔料を混ぜるだけで、通常のプリント作業となんら変わりません。

水性の様な仕上がり感になりますので、アパレル関係の方々は喜びます。

また、多色のデザインで1色だけこれを用いるなども面白いかと思います。

無論Tシャツだけでなく、例えばデニムなどにも対応可能ですから、色々企画してみては如何でしょう。

最近はアパレルさんが元気ないので、このシリーズで色々な技法を紹介して、頑張って貰いたいものです