2023年3月01日

刺繍風プリント#1

特殊プリント技法の中で刺繍風は割と皆様やってるようです。当方も過去何十年も色々なパターンでトライして来ました。

しかし、結論的に言うとどの方法もマーケティングとしては失敗でした。その仕上がりは素晴らしいので、必ず皆さん食いつくのですが、何故かその後は失速してしまい、無かった事にすらなります。

プリント屋あるあるかもしれません。

面白い出来栄えですし、これが受けない売れないの意味が分かりません。しかし、何度となくこの現実を突きつけられてるので、もはや笑ってしまいます。

写真は刺繍風の切っ掛けを作ってくれた人の作品です。成る程発泡を使えばそれなりにみえるんだなと、会得してその後色々試してみました。

刺繍風#1

しかし、泣かず飛ばずなのが現実ですが、理由が良く分かりません。製作側と温度差があるのかなぁ?

我々現場の人間は技術の素晴らしさにのめり込んでしまいがちです。特に日本人の気質に多いと思います。何故iPhoneを作ったのが日本人でないのか?

詳しくは分かりませんが、技術的には作る事は容易なはずです。しかし、新しい事にチャレンジする勇気が我々日本人には足りてないと感じます。

事なかれ主義といいますか、こうなったらどうしよう症候群といいますか。とにかく内向き、後ろ向きな人達だと感じます。現在のマスクの件ももはや笑いしか出て来ません。

お休みにしてもマスクにしてもお上からの指示が無ければ判断出来ないって、市民としてどうかと思います。子供か⁉️成熟した大人の国民とは言えないと個人的には思ってます。

あ、テーマがずれてしまいました。

そんな訳で、刺繍風プリントはあと2パターンありますので、売れてませんが紹介していきます。

刺繍のその存在自体に高級感がありますので、価値は高まります。当然コストもそれなりに掛かります。それを似た様な表現ができるプリントにも充分価値はあると思うんですが、そこがむしろダメなのかな?

いや、やっぱりカッコいいんだけどなぁー。