2024年11月10日
プリントカラーの指定(pantone ないしDIC)
プリントカラーの指定は当方の色番号から選んで貰うのが一番良いのですが、pantone やdicなどで指定して頂くのも無論可能です。
何種類かの紙の色帳を用意してますので、指定の番号に合わせて調色します。
最近は種類や番号が多くなってきてるので、webで検索してそれに合わせる事も多くなってきました。機種による色ブレなど心配されますが、ほとんどないようです。
お客様の種類にもよりますので、例えば大企業のコーポレートカラーなどは慎重に合わせなければなりません。
しかし、一般の方などの場合あくまで目安としての認識ですから、そこまでシビアではないようです。
お互いの共通言語として使ってる訳で、イメージが損なわなければ許容かと感じてます。
そうは言っても我々プロですから、出来るだけ近づける努力はします。制限された色での調色ですから、どうしても出ない色目はあります。
明度と彩度の問題もありますし、載せるボディカラーによっても見え方は大分変わってきます。
これらをふまえ、事前に認識して頂けるとありがたいです。
今までの経験からして、大きなトラブルになった事はありません。
一つのネタとして、黄色のシャツに紺プリントすると黒に近く見えてしまいまし、蛍光ブルーはほとんど蛍光感を感じません。
これらは目の錯覚です。人間の感覚として視覚は意外とアバウトの様な気がします。
だから映像には騙されやすいのかもしれませんね。ま、色の事ですから色々あります。
そんな気持ちを持ちながらプロ意識を持って取り組んで参ります。