2024年12月12日

ボールペンやキーホルダーへのシルクプリント

雑貨や小物への名入れは他社さんがかなり充実したサイトもありますし、当方の様なプリント業界とは一線を画す世界です。

様々なアイテムがこれでもかとの勢いで掲載されており、圧倒されますね。

曲面ですがわずかな平面を探して印刷します。

正直多すぎて選ぶ(見る)気力も失くしそうになります。

今時ですからほとんどの商品がインクジェットやDTF(転写シート)での対応になってます。無論シルクプリントも出来ますがこの業界は単価が低い分ロットが沢山必要となるのです。

当然かと思います。ボールペンなど@100に満たない単価の物は大量に作成しなければ商売になりませんし、その使用目的も多くは販促品だと思います。

しかし、そん中でもコアな需要はあるもので、ツアーグッズにボールペンを100本だけ欲しいとか、キーホルダーも50個有れば嬉しいなぁーなどのニッチな世界があるのです。

これは比較的簡単です。

名入れ業界はこの辺を無視します。

ま、仕方ないと思いますが、この部分においては需要と供給のバランスが全く取れておりません。

名入れ業界は全て機械化されており、あまり融通がききません。それが通常のようになってるのかな?

そこに数量は少なくても良いけど、その分名入れ単価を高くしてもらえば成り立つ世界があるとずっと思ってました。

技術的に難しい事もあり、積極的には取り組んでなかったのですが、先日あるお客からの依頼でこれらを作成して、改めてその可能性を感じました。

他社がやらない隙間ビジネスになるのでしょう。効率性や収益性を考えたら二の足をふむのでしょうが、多分誰もやってない事に魅力を感じます。

こちらも問題ありません。

単純な作業ではなく、治具を作る事を含めて物作りの楽しさを予想出来ます。

多分、色々大変だと思いますがそれでもやってみようと思い行動します。

全てのアイテムが作成可能なわけではありません。グラスやボトルなどの曲面は不可能ですし、不織布素材も無理です。

色々絞り込んでサイトに掲載していきます。

あくまでシルクプリント(手摺り)に拘ってますので色々な局面が想定されます。治具を作ったりインクを選定したり、楽しくも大変さもあると思います。

ま、やってみなはれ!← 松下幸之助

この精神で進めてまいります。

まだまだ先の事になるとは思いますが、楽しみにしていてください。